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当社のレパトア解析を利用した研究が国際会議で優秀演題賞(Young Investigator Award) を受賞しました
2015/07/22
当社のレパトア解析を利用した研究が2015年7/9~11 日に開催されたがん免疫療法・マクロファージ国際会議 2015(ICCIM2015)で、優秀演題賞(Young Investigator Award) を受賞しました。
本研究で、東京大学医学部附属病院の長岡らは、腫瘍微少環境が腫瘍の生着と拒絶にどのように影響するかを明らかにしています。同一腫瘍由来のマウス胃がん細胞サブクローンN16は移入後生着し、一方N2は拒絶されます。この興味深い腫瘍モデルを使って、細胞移入後の腫瘍組織におけるサイトカイン、ケモカインや細胞傷害活性物質の発現とともに、当社の次世代TCRレパトア解析を用いてCD8+腫瘍浸潤T細胞(TIL)の特徴や多様性について調べています。本研究から腫瘍の生着や拒絶のメカニズムが明らかになり、腫瘍拒絶を誘導する治療法の開発につながると期待されます。