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東京大学垣見先生らの論文が「Scientific Reports」のTOP100 -READ ARTICLES- 2018に選ばれました。
2019/05/09
東京大学医学部附属病院免疫細胞治療学講座の垣見 和宏特任教授らのグループが発表した
Increased diversity with reduced "diversity evenness" of tumor infiltrating T-cells for the successful cancer immunotherapyが、
「Scientific Reports」のがん関連論文の中で、最も良く読まれたTOP25に入り、TOP100 -READ ARTICLES- 2018に選ばれました。
この論文はがん免疫療法の最適化を進めるために、B16黒色腫マウスを使用し各種免疫チェックポイント阻害薬を使用した際の腫瘍浸潤性のCD8+ T細胞のTCRレパトア解析を行っています。
腫瘍成長抑制の有無等でTCRの多様性や得られたクローンの数など詳細なデータを示しています。
このように、当社のレパトア解析が免疫チェックポイント阻害薬の投与とそれによって腫瘍が反応した際のT細胞の挙動を明らかにすることが可能であることが示されています。